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DEOブログ|働く環境について

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4/11

社長業338日目。

小さい頃から体を動かすのは好きで、スキー、テニス、水泳、ボウリングとよく父と一緒に出かけていた。(父はちなみにボウリングの国体選手経験あり。私もスポ少で全国大会とか行ってました。)岩手に戻ってきてからはスキーに復帰したり、山に登ったり、夜にランニングをしたりしている。しかし、このいつでもどこでも出来そうな夜ランニングというのが社会人歴が長くなるとともに出張・仕事量が増え、帰るのが遅くなり徐々にできなくなっていった。「長時間働く=頑張っている」とは思わないし、高度経済成長期の価値観のように身を粉にして働くことは美德である、というのもアンチ。しかし、現実問題、どんなに効率的にこなしても仕事はなくならないし、クリエイティブ職はオンオフあまり関係ないので、目の前にある仕事を放り投げて定時で帰ります、というのが出来ない私の中の日本人らしさを実感していた時期があります。

今日は運動の話をしたいわけではなく、働き方の話。夜に予定があるので、いつもは夜派だが初めて朝ジムに行ってみた。二時間ほど運動してジムから出ても、まだ午前のいい時間。これから出社して夜の予定まで働いても十分時間がある。「あー。うん、こうゆう時間の使い方ってなんかいい感じ。」と思った。当社は裁量労働制だから働く時間は自由。兼業のスタッフもいるので、やることさえやってくれれば基本的には好きにしてもらって構わない。現に、なんだかんだと仕事以外に皆それぞれにやるべきことがあるようで、資格取得、活動団体のトップ、MBA取得のために通学、競技ビリヤード、プロ級DIY、子育てなど別の顔を持っている。何かにどっぷりエキスパートであることはもちろん素晴らしいが、これからの時代は器用にあれこれ精通している方が重宝されると思っている。武器が1つだけ、というのは潰しがきかないからいざ何か起きてしまうと苦労しそうだ。

経営者としては、本業のこちらの業務に支障がなければどんどんいろんなことをして欲しいし、それがまた新しいチャンスをもたらしてくれればWinWinである。雇用してあげている、ということじゃなく、持ちつ持たれつ。そんな関係で当社は運営していきたい。職場以外のコミュニティを幾つ持っているか?その深さは?が「きっかけ」が巡ってくる確率に大きく関係すると思う。ビジネスモデルの寿命がどんどん短くなっている今、このきっかけに巡り合えるかどうかは仕事に直結する。えり好みしなけれがどんな仕事にだって就けると思うが、やりがいや楽しいと思うかは別。人生100年で、本当に100歳まで生きるなら年金に頼らず100歳まで生きていけるお金が必要である。このお金をどう稼ぐか?私はどうせ働くなら楽しく稼ぎたい。うちのスタッフにもそうであって欲しい。

「経営者の仕事は経営のバトンを次に渡すことである」そう会長は以前から言っている。確かに会長がいた建設業は変化はすれど、無くなりはしないだろうから次世代にバトンを渡し会社を存続させることは大義である。しかし、ジュークアンリミテッドは建設業ではないし、専門サービス業というカテゴリー。今は、情報、ノウハウ、デザインを生業としている。この先どんな変化を遂げるかは未知数。変化は私、スタッフの「きっかけ」に掛かっている。就労規則を整備していて分かったが、日本では労働基準法の壁がありノマド、フリーな働き方が欧米に比べてしずらいことが分かった。スタッフ目線でああして欲しい、こうして欲しいと前職では思っていたが、経営者側になると、うん…こりゃ無理だなってこともたくさんあり、私的には日々吸収である。とはいえ、スタッフが「きっかけ」に多く巡り合えるような環境を作っていってあげるのが経営者としての私の仕事の1つだと自覚した一日でした。

ジュークアンリミテッド株式会社
代表取締役社長/DEO 加藤瑞紀

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